【初音ミク】 サイハテ 【アニメ風PV・オリジナル曲】

■初音ミクを使った音楽作品その2です。今回は頑張ってアニメーションPVも作ってみました。歌詞は以下。

「 サ イ ハ テ 」
作詞・作曲・編曲 小林オニキス

むこうはどんな所なんだろうね?
無事に着いたら 便りでも欲しいよ

扉を開いて 彼方へと向かうあなたへ
この歌声と祈りが 届けばいいなぁ

雲ひとつないような 抜けるほど晴天の今日は
悲しいくらいに お別れ日和で

ありふれた人生を 紅く色付ける様な
たおやかな恋でした たおやかな恋でした
さよなら

またいつの日にか 出会えると信じられたら
これからの日々も 変わらずやり過ごせるね

扉が閉まれば このまま離ればなれだ
あなたの煙は 雲となり雨になるよ

ありふれた人生を 紅く色付ける様な
たおやかな恋でした たおやかな恋でした
さよなら

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比較的どうでもいい解説
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■4つ打ちアレンジの曲に初挑戦してみました。まぁ、なんつーか大目に見てやってくれと言いたい。

■こういうアレンジの曲って、機材の良し悪しとDTM・宅録の技術がモロに出るなーと思い知りました。Mixにメチャクチャ時間かかった。

■映像の制作は生まれて初めてやりました。>> 関連エントリー

■メロディラインに関してですが、それほどキャッチーなメロではないのであまり受けは良くないだろうなぁという気はします。でも自分では結構気に入ってる。

たおやか 【▼嫋やか】
(形動)[文]ナリ〔「たお」は「たわむ(撓)」の「たわ」と同源〕姿・形・動作がしなやかでやさしいさま。たわやか。たをやか。

■映像をよく観ながら曲を聴いたら、なんとなく歌詞の意味が分かるかもしれません。

■歌詞は普段ぜんぜん書かないので、割りと四苦八苦してますが、その甲斐あってか、自分ではそこそこ良いと思える歌詞が書けてる気がします。

■一応、この曲はショートカット・バージョンという扱いですが、長い尺のバージョンを作ることは今のところ考えていません。あんまり需要もないと思うし、この曲に関するアイデアが今はもう何も浮かんでこんので、ここいらで完成とするのが最良だと思ってます。

フライングV

▲YOUTUBEなんかで公開する為にFLV形式にファイルを変換するとびっくりするぐらい画質が落ちるんですね。ちょっとショックだった。これも上手に変換するのに何らかのテクニックが必要なんだろうな。

▲ちなみにニコニコ動画には同FLVファイルがUPできんかった。データ的には問題ないはずなんだけど。制作作業よりもFLVに変換するので手間取ってるってどないやねんな。

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動画について
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■以前、初音ミクを使って「アンチェインド・メモリー」という楽曲を作った際に、この曲で架空のアニメのオープニング映像みたいなのを作ってみたいと思ったのですが、これまで一度も動画を作ったことがないこともあって完全に諦めておりました。

でも「それじゃイカン!!」と思い直してですね。躊躇するよりも先に手を動かせっちゅうことで、とりあえず作り始めてみることにしました。こういうのってクオリティ云々よりも、まず1作目を完成させてしまうことが大事だったりするしね。

■でもまぁ、作り始める前に一応ね、無いアタマを絞って考えましたよどんな風に作ったら良いかを。それが以下。

・止め絵に拡大縮小を施して動きを作る。
・曲のリズムに同期するループ映像をいくつか作り、それの組み合わせで構成する。

これだったらアニメの制作経験がなくても見せ方を工夫したらそれっぽいものが出来るかもなぁ、と。

■ただ、この作り方だったらテンポが速めの曲の方が映えるだろうということで、リズムが分かり易い4つ打ちでアップテンポの曲を新しく作って、そのPVを作るということにしました。

ちなみに、4つ打ちアレンジの楽曲も今まで作った事がなかったのだけども、臆すことなく黙々と作る。中田ヤスタカになった気分で黙々と作る。結果、中田ヤスタカと全然違うカンジの曲が出来上がり割と愕然とする。

■曲が大まかに出来たので、それに伴い全体の尺とBPMが決定。イラストレーターで絵をつくり、それをアフターエフェクトで拡大縮小して動きをつけて1拍分の映像を作り、更にそれをプレミアで組み合わせて編集、という流れでチマチマと作りました。

■思ってた以上に作業が面倒くさくて大変でした。途中で何だか罰ゲーム気分になってきて、身に覚えのない罪を自供しそうになったもの。

■作曲・作詞・動画制作を全部同時進行で作業して、結局3週間ぐらいかかった。でもこれで、なんとか頑張ったら普通のアニメーションも制作出来るような気がしてきたので、個人的にはひとまず大成功ということにしておきます。いや、クオリティの面で突っ込みどころはまだまだいっぱいありますが。

■一見すると、楽曲と映像がバラバラで合ってないようような感じなんですが、それぞれが内容を補完し合ってちゃんと意味が成立するように意図的に狙って作ってあります。

■問題はその意図が、観た方に上手く伝わるのか否かなんですが。直接的な表現は避けつつも物凄く分かりやすくなってるはずなので、上手く伝わらんかったらそれは小林の表現の仕方や情報提示のバランス感覚が悪いということに。個人的にはこれが今回の制作の一番のテーマでもあります。

■次回は実写の映像に挑戦したく思います。出来るかどうか分からんが頑張る。